真夏の衛生管理、市場のプロが実践するお肉のスマート保存術

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こんにちは、平田屋精肉本店の小野です。

7月もいよいよ最後の週を迎えました。 連日、厳しい暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 これだけ気温が高くなってくると、日々の買い物や食事の準備のなかで、食材の傷みや衛生管理がいつも以上に気になってくるかと思います。

特に水分や栄養が豊富な生肉は、夏場の温度変化にとてもデリケートな食材です。 今週は、私たちが普段から徹底している学校給食基準の温度管理の考え方をもとに、ご家庭でもすぐに使える「絶対に傷ませないお肉のスマート保存術」をご紹介します。

市場からご家庭まで、冷たいバトンを繋ぐ

私たち平田屋が川越総合地方卸売市場(大字大袋650)の加工場で何よりも大切にしているのが、お肉の「温度管理」です。 仕入れたお肉を最高の鮮度のままお届けするため、加工から包装、保管に至るまで、お肉を常に最適な低温状態に保ち続けています。

この厳格な管理こそが、市内の子供たちの健康を守る学校給食の基準をクリアし続けている理由です。

しかし、どれだけ私たちが市場で完璧な状態を保っていても、お客様がお店でお肉を受け取り、ご家庭の冷蔵庫に入れるまでの間に温度が上がってしまっては、せっかくの鮮度が台無しになってしまいます。

市場からご家庭の食卓まで、この「冷たいバトン」を上手に繋ぐための第一歩は、お買い物の持ち帰り方にあります。

お肉を購入される際は、ぜひ保冷バッグと保冷剤(または氷)をご用意ください。 特に車での移動の際、エアコンが効く前の車内やトランクの中は想像以上の高温になります。 助手席などのエアコンの風が直接当たる涼しい場所に保冷バッグを置き、できるだけ寄り道をせずにまっすぐ帰宅することが、お肉の鮮度を落とさないための最も重要なポイントです。

冷蔵庫に入れる前のひと手間で、美味しさが長持ちする

無事にお家へ帰り着いたら、お肉を冷蔵庫へ入れる前に行っていただきたいスマート保存術があります。

買ってきたパックのまま冷蔵庫に入れる方が多いと思いますが、数日中に使う分であっても、一度パックから取り出してドリップ(お肉から出る赤い汁)をキッチンペーパーで優しく拭き取ってあげるのがおすすめです。 このドリップは、お肉の臭みの原因や雑菌が繁殖する原因になってしまいます。

ドリップを拭き取ったら、空気に触れないようピッチリとラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜いてください。 保存する場所は、冷蔵庫の中でも一番温度が低い「チルド室」や「氷温室」が最適です。

もし「小分けにして冷凍したい」という場合も手順は同じです。 ドリップを拭き取り、平らな状態にして密閉ラップをします。 凍るまでに時間がかかるとお肉の細胞が壊れて旨味が逃げてしまうため、アルミのトレイの上に置くなどして、できるだけ急速に凍らせるのが解凍後も美味しく食べる秘訣です。

確かな安心を、毎日の食卓へ

夏休みに入り、ご家庭での食事の回数が増えている時期だからこそ、食材への安心感は絶対に欠かせないものだと思います。

平田屋では、お客様に安心してお肉を選んでいただけるよう、市場の店舗でも徹底した衛生対策を行っています。 「美味しいお肉を、一番安全な状態で食べてもらいたい」 その一心で、職人たちが毎日包丁を握っています。

しっかりとした保存の知識を持つことで、まとめ買いをしても無駄にすることなく、いつでも切り立てのような美味しさを楽しむことができます。

今週のお買い物も、まずはお気軽にお電話ください

今週も皆様の食卓を支える新鮮な牛肉、豚肉、鶏肉をたくさん取り揃えています。 「冷凍保存しやすいように、あらかじめ小分けにして包んでほしい」「○日後に使うから、それに合わせたカットを」といったご要望にも、できる限り丁寧にお応えいたします。

事前にお電話でご予約をいただければ、ご来店に合わせて冷え切った状態ですぐにお渡しできるよう準備してお待ちしております。

衛生管理を万全にして、美味しいお肉を安心して楽しみながら、この夏の暑さを元気に乗り切っていきましょう。 今週も大袋の市場で、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

平田屋精肉本

〒350-1168
埼玉県川越市大字大袋650
川越総合地方卸売市場内
TEL:(049) 240-2270